
これで3度目となった同店への訪問。
このお店にあるのは、精緻な構成の上に、絶妙なバランスで成立しているお皿。
それを一番の楽しみに訪問するお客様がたくさんいらっしゃる中で…
相変わらず、お目当てのワインを楽しみに訪問している私。
今日いただくのは、珍しく白ワイン。
そして、味わいがとても個性的な1本です。
初めての平日訪問だったこの日。
休日より客層が落ち着いているように感じるのは、ビジネスマン利用が多いからでしょうか。
いつもにも増して、しっとりした雰囲気を感じながら、この日は以下のお皿を楽しみました。
(最初の一口は、小平のきゅうりと、生ハムを使って、そして、クレーム・ド・トリュフ)

(三つのお楽しみは、左側が透明なガスパチョ、そしてその中にピーマン、キュウリと帆立の燻製を入れて。真中は、エピスで華やかな香りを添えたシラスのフライ、右側はカボチャのスープの中に、鴨の胸肉のローストとお米で作った麺を揚げたもの)
(最初のオードブルは、イカ墨のジュレ、トマトのマリネ、海老のムースには新玉ねぎの甘さやキャビアがアクセント、ソースは海老を活かして)
(2番目のオードブルは、大好きなエスカルゴを使って。使われたセップ茸はソテーと蒸したものの味わいの違いを感じられるように仕上げたお皿。グリーンピースのジュレ、下にはポレンタがしっかりと脇役。エスカルゴのフライに使っているのは、パートブリックを細く切ったもの。ベトラブの上にフライした丸いエスカルゴ、その上の焼きトマトさんのアクセントはゴマとエスカルゴバター。なお、白いお花はニラの花。ベトラブの上のエスカルゴの丸いフライにはトマトと)
(低温で火入れしたノドグロ。添えられたムースには、海老、帆立、イカのムース。ユウガオのブレゼとオゼイユを散りばめて。ズッキーニの花とラタトュイユが少し南欧アクセント。ソースはレモン果汁ベースにクリーム、バターを使ったもの)
(メインは、ホロホロ鶏。左は紫ジャガイモ、白い小豆や黒キャベツで彩りがとてもきれい)
(カモミールのグラニテ)
(右側は梨のジュレ、ピスタチオ付きのパルフェにはゆずの香りのアクセント、左側は梨のコンポートで上に蜂蜜ミルクの泡)
(ラストデセールは、木イチゴのカスタードシューとカボチャのシューです)
う~ん…毎回工夫がいっぱいあって、メモを取りきれないのが悲しい…
けれど、美味しく楽しい記憶がいつまでも大切な思い出に残ればいいのかしら?なんて(^^;
今宵も楽しい時間をありがとうございます。
またひとつ、思い出をいただきました。
次回のお約束が今から楽しみです。


