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Key’sRoom~キャリアも大切にしたい私たちの輪!!!

一期一会の言葉とおり~広尾『一会』

恐らく、一期一会という言葉から名付けたのであろうこちらの店名「一会」。
そう感じたのはまずは電話の応対。
顔の見えない電話の向こうから「接客」を感じることが出来るお店。

こちらのお店を知ったのは本当に偶然。
どこかのサイトで見かけたお店の佇まいが妙に印象に残り、オープン直後から頭の片隅に。
ミシュランが発売され、こちらのお店が選ばれたことを知り
「えっ、そんなにすごいお店だったの」と思った記憶。
和食がわからない私がうかがうのも悪いなあ、と思いつつある日電話の向こう側へ。

広尾の商店街からわずかに外れたビルの地下。
階段を下り、のれんをくぐるとカウンター数席とテーブル2つのこじんまりとしたお店。
柔らかい笑顔の女将さんと、真面目一筋?のようなご主人が迎えてくれるお店。

この日は10品懐石に合わせて泡、白、赤とワインを堪能。
泡はシャンパーニュ、白はオーストリーのグリューナー・フェルトリナー、赤はカリフォルニア、ソノマの若いピノ。
懐石でワインを一人1本相当いただいたのは、恐らくこれが初めて。
懐石で、ワインで、折り目正しいご主人のお店で・・・こんなに楽しく盛り上がれるとは想定外の出来事。
隣の男性客グループもお酒を交えながらとても盛り上がっているご様子。

単に私の経験値が少ないせいかも知れませんが、個室ではない割烹で各テーブルにこの日のような盛り上がりが存在する、これはとても意外な発見。
あくまで上品な状態を維持したまま、40代~50代中心の客層が皆楽しく盛り上がる。
なんだか素敵な大人のお店です。

最後になりますが、いただいたお料理のうち、心に残った2点を。
(牡蛎の炊き込みご飯~このふっくらとした牡蛎が上品なしょうゆの味わいと香りのあるご飯に合うのです。)
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(順番は前後しますが、ゆり根まんじゅう~ゆり根まんじゅう自体ももちろんとても美味しいのですが、同席者一同感動したのは出汁。このお出汁ってどうやって取るんだろう、なんでこんなに味わい深いんだろうと口々に。)
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その他、苦味を効かせたふきのとうの天ぷらも、デザートにいただいたアイス最中も、和食って体に優しい!などと言いながらパクパクと。

最後もやっぱり折り目正しいご主人。
そして、最後まで笑顔が柔らかい女将さん。
見送られて歩く広尾への道のり、「私もいい人になろう!」と思える心洗われる時間を過ごしました。

広尾 一会 (懐石・会席料理 / 広尾、恵比寿)
★★★☆☆ 3.5


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